Hyperliquidを使う上で知っておくべき不都合な事実——強制清算、プロトコルリスク、地域制限、過去の障害——を整理します。

追証はない。その代わり、強制清算がある

国内のレバレッジ取引で馴染みのある「追証(追加証拠金の請求)」は、Hyperliquidのパーペチュアルでは基本的に発生しません。証拠金が足りなくなれば、強制清算(ロスカット)によりポジションが自動で閉じられます。

清算は「お知らせが来てから考える」対象ではない

価格が急変すると、想定より早く清算価格に到達します。レバレッジを上げるほど清算は近くなります。画面上の清算価格を常に確認し、耐えられないサイズで張らないことが唯一の防御です。

  • 高レバレッジは「効率」ではなく「生存時間の短縮」になり得る
  • SL(損切)を置いても、ギャップや急変で滑る可能性はある
  • Vaultも戦略次第で大きく減価し得る(元本保証なし。過去のドローダウンは各Vaultの履歴で確認)

スマートコントラクト / プロトコルリスク

Hyperliquidはオンチェーンのシステムです。監査や実績があっても、バグ・予期せぬ挙動・ネットワーク障害のリスクをゼロにはできません

  • コントラクトやチェーンの障害で、一時的に操作できない可能性
  • ブリッジ利用時の、送信先ネットワーク取り違え(人為ミス)
  • フィッシングサイトへの誤接続・偽の署名要求
  • 価格フィード異常時の市場一時停止や清算の遅延・再開(過去に類似の報告がある。詳細は公式アナウンスを確認)
公式ドメイン以外で接続しない

検索広告やSNSのDMに紛れる偽サイトは、ウォレットを空にする最短ルートです。ブックマークした公式アプリ ↗以外から接続しないでください。

ウォレットの保管

本サイトの始め方はブラウザ拡張ウォレット(MetaMask等)を前提にしています。大口資産を扱う場合は、ハードウェアウォレット(Ledger等)との連携や、署名前の内容確認を検討してください。マルチシグはウォレット製品・接続方法次第です。

地域制限・VPN

Hyperliquidの利用規約では、米国など特定の法域の居住者に対する利用制限が明示されることが一般的です。対象国・表現は改定され得るため、利用規約の最新版 ↗で自分の居住地がどう書かれているかを確認してください。日本居住者について「使える/使えない」を本サイトが断定することはしません。

VPNで地域制限を回避する行為は、規約違反やアカウント制限のリスクがあります。本サイトは法的判断・法的助言を行いません。

フルオンチェーンであることの両面

透明性は強みですが、自分のポジションも原理的には観測され得ます。大口の場合、オンチェーン上の行動がシグナルになる点は理解しておくべきです。

手数料・ファンディング・スリッページ

「勝っているのに残高が増えない」原因の多くは、価格予測以外のコストです。

  • Taker手数料の積み上がり(14日間出来高ティアは紹介・手数料
  • ファンディングレートの支払いの積み上がり
  • 流動性の薄い銘柄でのスリッページ

本サイトの立場

  • 投資助言ではなく、情報提供です
  • 掲載内容は執筆時点の理解に基づき、仕様は変更され得ます
  • 最終的な損益はすべて自己責任です

リスクを理解した上で始める

FAQで細かい疑問を潰してから、デバイス別の始め方へ。